2011年2月19日土曜日

すすぎの仕上げはスコールで。


ここ3週間、毎週土曜日正午は雨。
この曜日に洗濯をする僕には致命的。
朝、洗濯物を干して、帰って来たらずぶ濡れ。

ただ、雨水タンクの水でいつも洗濯をしてるので
仕上げにフレッシュな降りたて雨水ですすぎをしてるのかと思えば
それもまたそれでいいもんだ。

Wewak snaps_4


パンチの利き方、ハンパ無い。
いや、彼が撮ってくれって言ったんです。


先日、かかって来た電話の相手。
いかに僕の頭が悪いのかを自覚するに十分な話し方だった。
そう思わないわけにはいかなかった。
そういう種類の喋り方だった。

Wewak snaps_3


いやぁ、こういうおっかちゃん好きです。

ぜひ、定食屋を開いて、貧乏学生に山盛りご飯を盛ってほしい。
そしてたまに気遣って、「あんた、最近田舎に帰ってるの!?」
とか聞いてほしい。

2011年2月13日日曜日

Wewak snaps_2


去年末に主力にしてた標準ズームレンズがカビを生やしまして
先日、新しいレンズを投入したわけですが、これがまた酷い後ピンで。。。
f5.6くらいまで絞るとすごいキリリとした描写になるから
好きなんですけども、やっぱり撮影中はすごい気を使います。
というのも、後ピンなので撮影方法に一工夫こらします。

構える→構図をある程度決める→ちょっと上半身を前に出す→
ピントを合わせる(AF)→カラダを20cmくらい引く→最終的な構図を決める→レリーズ。

どう考えても効率が悪いのですが、後ピンだから!と
文句を言っていても仕方ありません。
調整してくれる業者なんてここにゃおりませんから。
なので、たくさんたくさん一気にスナップを撮ってると
横から見るとまるでハトみたいに首を前後してるはずですw


今日はセピック川流域の生活を撮影にいらした
フリーランスの写真家さんとお食事しました。
その中でインドでの撮影した写真を見せていただいたのですが
いやぁ、、、生なましくて好きでした。
テーマとしても、宗教とはまた別の、人々の生活を撮影しておられたそうなのですが
そこがまた本当に面白かった。
100枚くらいを印刷して持ってきておられたのですが
その最後にあった写真、好きだなぁーって思ってたら
個展開いたときのポスターに使われてました。

やっぱり、人の写真をみるのはいい刺激です。
自分に足りないものがぐわーーー!って見えてきます。

もっともっと広い視野で撮らないといけないことがわかりました。
「広い視野・絞ったテーマ」です。
こういうスナップばかり撮ってちゃいかんなぁ。
でもスナップも好きだなぁ。その人の個性がぴたっと出て。

広角・パンフォーカスでしっかりとその場の雰囲気を収めたいです。
テーマはもちろん”フォーカス”ともいえるので
テーマが無い写真は無論、ボケボケな何を言いたいわからん写真になります。

早くテーマを見つけてがしがし撮っていきたいわ。
じゃないと、ただの観光写真になってしまう。。。
(”観光”がテーマであればそれはそれでテーマですが)

Wewak snaps_1


普段、この街をカメラを持って歩くことは自殺行為に等しいのですが。。。

帰国直前のT隊員の粋な計らいで、
「知り合いの現地人をボディガードとして同行するから
一緒に写真を撮らないですか~?」と。
まさに神の光!

本当は街並みを撮るはずだったんですが
「俺を撮ってくれ!」
「いや、俺が先だ!」
「俺も俺も!」
っとごった返して街角大スナップ大会に。

PNGのMangiは写真を撮ってもらうのが大好き。
女子は反対に恥ずかしがるひとが多いかも。。。

みなさんご存知「パラダイス」でも男の写真ばかり撮ってるので
女子も撮りたいなー。

2011年2月6日日曜日

Fly Away




ずわー!どんぴしゃ。

なかなかどうして


こうも絵になるんでしょうね。
ずるい、ずるすぎる。

Flood Crisis




ケアンズ滞在中(7.Jan -> 16.Jan)はニュースはずっと洪水の話題で持ち切りでした。
クイーンズランド州にやってきたその洪水は
ぼくらが到着したときにはさほど影響を感じられなかったのですが
帰るころにはスーパーから徐々に食材が消えていくほどでした。
終いには写真のようにもぬけの殻。

今はサイクロンの被害もあるんだろうか。
クイーンズランド州の一刻も早い復興を祈るばかりです。

幸福な朝食


ケアンズ滞在中は料理ができるようにコンドミニアムに。
本当は念願のサブウェイを食べる予定だったのですが
自分たちでつくるサンドがあまりにも美味しくて
滞在中一度もサブウェイに行く事はありませんでした。

「幸福な朝食」とくれば、「退屈な夕食」ですが
実際には夕食も幸福でした。

Jet stream




飛行機から見るセピック川。
朝6時に朝焼けとともに見るこの川は
眠気もぶっ飛ぶくらい綺麗でした。

実は年明け7日から隣国オーストラリアのケアンズへ
任国外旅行に行って参りました。
いやはや、先進国というところはすばらしいですね。
夜にカメラをもって一人で外を歩けるなんて
涙がでそうでしたよ。

猫来る。




最近うちに猫が居座りはじめました。
名前は「マスキィ」。
現地語で「忘れる」という意味です。
そもそもこの猫は僕の前任の方が飼っていた猫だそうで
任期終了後は隣の家のトーマスさんが飼っていました。

先日の院長の座を巡る抗争に巻き込まれたトーマスさん一家。
襲撃があったために離島に避難しておりまして
その間、4匹の子犬とこの猫にエサを与えていたらすっかりなついてしまって。

あれ、舌でてますよ?

ムシュ島




私の住む街、ウェワクからモーターボートで2時間くらいの所にある島。
時間をみつけては同任地隊員や他任地から来た隊員に同行させてもらってるのですが、
行く度にほんとに癒される。

この時間の流れを一度味わってしまうと
せわしない日本の時間感覚に戻れるかどうか不安になってしまう。

かぼちゃやタロイモ、バナナ、カウカウのココナッツミルク煮は
日本では絶対に食べられない絶品。
ときにはぷりっぷりのロブスターも一緒だったりする。

最近ではダイビングとサーフィンの方にも力を入れ始めたらしい。
この国には観光資源があってもうまく活かせてないことが多いから
どんどんアピールしていってほしいわ。

プチリフォーム




先日、寝室の窓に金網が、ドアに鍵が付きました。
ここ最近強盗や空き巣の目立つウェワク市。
そして病院の院長の権力争いで荒れる職員住宅敷地内。
「権力争い」で済めば良いのですが、
残念ながら本当に敵対医師の住宅を午前3時に襲撃してしまう有様。

これで安心して寝られるってもんです。

井戸掘り




私の住む街の隣にMapricという街があるのですが
そのすぐ近くのPatiko村というところで
いま、JICAの支援で井戸掘りをしています。
ひょんなきっかけからその様子を取材する機会をいただいて
ドキュメンタリービデオを作りました。

撮影機材はNikon D90でして、この動画撮影機能を使い
iMovieで編集したと、いうわけです。
ナレーションはぼくが直接吹き込んで、恥ずかしいったらありゃしない。

この話を頂いた調整員さんの計らいで、政府関係者のプレゼンにも使っていただき
好評をいただけたそうです。ほっ。

パプアニューギニアの男達が本気を出して力仕事をする様は
本当に頼もしかったです。
もともと筋肉質の恵まれた身体をいかんなく発揮しておりました。
第一に、この国の男達が一心不乱に仕事をする、という事自体が珍しく、
ファインダー越しに見た姿に驚きっぱなしでした。

何キロも歩かないと水が手に入らないその土地に、
去年末にやっとこの井戸から澄んだ水がでるようになりました。
今もきれいな水でタロイモゆでてるのかなぁ。

ご無沙汰しております。




あー、気付いたら更新が2ヶ月も滞ってました。
ご心配していただいた方、申し訳ありません、生きていました。
もっとも、元気がなかったのは確かですが。

ぼくはいままで、人と関わるときにあまり自己を主張しないように生きてきました。
それはあるときには有益でしたし、あるときには何も生みませんでした。
そしていつのまにか何も考えられない人になってしまいました。
「あたりさわりのない」「それなりの」ことしかできてないんじゃないか、
今思えばそう感じます。

人に嫌われようが、敵を作ろうが、エゴを持ち、それを通せる部分を持ち合わせたいです。