2010年9月17日金曜日

Cyber Punk



9月16日はパプアニューギニアの独立記念日。
ここウェワクでは中国の出資で建てられたスタジアムで
記念式典がおこわなわれました。
今年で独立35周年。
これでもかってくらい人が集まってました。

そしてシンシンの数も半端でなく
全国各地からたくさんのグループが熱演を繰り広げておりました。

このシンシンはどこの地方かわかりませんが、
まさにCyber-Punk。
ひょうたんを自由にカットして装飾して
サングラスのように当ててます。
かっちょよい。


PMV

セピック川への旅の締めくくりはPMV(乗り合いバス)。
なによりコレが一番きつかった。

トラックの荷台の揺られること6時間。
この狭い中で

・サクサクというサゴ椰子のでんぷんの汁まみれ(臭いが。。。)。
・砂埃と前を走っていた古いトラックの排ガスまみれ。
・タイヤがパンクしてすごい音。
・荒い運転で車酔い。

などなど、どれも疲れを倍増してくれるものでした。
でもベンチに座れただけラッキー。
それに綺麗な朝焼けを見れたし。

とにもかくにも楽しく、水のありがたみを知り、美しい風景を見れた旅でした。

2010年9月15日水曜日

bird of paradise

この旅の一番の興奮処はなんといっても
極楽鳥を見れたことでした。
ここパプアニューギニアの国旗のモチーフでもあり
国鳥であるLesser Bird of Paradise の
野生の営みを垣間見れたのは感無量。

夜明け間の薄暗いところから日の出までの
ほんの1時間くらいの間だけ森の中を飛んでおりました。
もうたくさん飛び回ってて一同大興奮。
野生なのに尾がもう、もっふもっふで
優雅に木から木へ、そして空へ飛び立っていきました。
ただ、あまり綺麗に撮れなかったのが心残り。


なにせ、ここセピックで見れたというのが意外で
観光ガイドにまだ載ってないかもしれないというのも
興奮ポイントでした。
本当にガイドのJosephに感謝感謝でした。

like a mirror

朝のセピック川。
穏やかな流れのおかげで
すべてを鏡のように映すのです。

朝焼けと相まってほんとうにまぶしかった。
この世のものとは思えないほど美しい光景でした。

今は乾季で水量が少なかったけれども
次は雨季の水満載なセピック流域をみてみたい、と。
蚊帳持参で蚊・マラリア対策してね。

the Milky Way

セピックツアー、初夜は満点の星空。
電気のないこの地方では発電はジェネレーターで。
でも限られた時間しか発電しないので
それ以外の時間は満点の星空が拝めるのです。

ありがたや。

肉眼でもしっかりと確認できるほどの天の川。
とはいえ雲みたいにしか見えないといえば見えないので
写真を撮りました。

Y隊員が三脚を持ってきていたので日本から来たお友達と
一緒にわいわいアレコレ試しながら。

この写真はたったの30秒露光。
ISOは3200、絞りは2.8。
本当は感度もっと下げて絞りも1〜2段絞って
撮りたいところだけど日周運動を追尾できる赤道儀もないし
バルブするためのリモコンもないので、これが精一杯。

とはいえ、本当にきれいだったわー。
15年前にフィルムで星野写真とってたときには考えられなかった。
デジタルすごい。

もうY隊員と騒ぎながら久々に興奮した夜でした。
いい歳して子供みたいにはしゃいでしまったわ。

pisin stap long antap long het bilong em

なぜ?そこ?

4泊5日セピック川ツアーにいってまいりました。
日本人5人で。
いやー、毎日日本語がしゃべれるってほんとうに幸せ。
まぁ、そのツケを帰ってきてから喰らったわけですが。

このツアーは本当に本当にすばらしく
アレンジをしてくれたY隊員とガイドのJosephには本当に感謝感謝!
さすが世界一のセピックガイド。
料金も非常にリーズナブルにしていただいて
もう何も言うことないくらい。

PNGの見所をすべて網羅したというくらいのもので
もうみなさん、オススメです、セピックツアー。

2010年9月8日水曜日

Meri Sepik

いかつい男ばかりじゃ胸焼けするかもなんで
女の子も。

Sorry, I showed only men's pictures.
So I'm showing a cute girl.

Mangi Sepik

男の子からして強そうなんだな。
きっとこの子は立派にプクプクマンになるんだ。

Though he is a child,he looks like very strong.
He will grow up well and will be a crocodile man...














Sepik singsing

この圧倒的な密度感。
タマラン!
ほんとうはこの倍近い人が左右に広がってました。

puku puku man

これ、ワニの模様を皮膚に彫りこんでいます。
セピック地方に古くから伝わる
成人の儀式を終えた男性の背中です。
puku pukuというのはピジン語で「ワニ」。
ワニを崇拝している地方なんです。
ハウスタンバランと呼ばれる聖なる屋敷の中で
一晩かけてイニシエーションが行われるそうで、
ナイフでひと彫りひと彫り。
とにかく痛いらしく、現地人いわく
「krostu dai」だそうで
つまり「死ぬほど痛い」んだそう。
この屋敷の外でも例外なくシンシンが行われ
これぞ儀式って感じのシンプルなもの。
が、しかしおそらくはこのイニシエーションと
セットになってはじめてひとつになると思われ、
その様を想像するに、「そらトリップするわ」という感じ。

This skin marks symbolize a "crocodile".
Sepik Province people worship crocodiles.
So when a man become an adult takes a initiation
in a spiritual house called "house tambaran".
The initiation do during all night with "singsing"
A shaman cuts a man's skin like a crocodile's skin.
He feels a stab of pain,so local people say
"It's close to die".

Garamut na Mambu Festival

先週の金曜と土曜日に開催されたお祭り。
Garamutは丸太をくりぬいて作った太鼓
Mambuはbambooと同義、竹です。

地元セピック地方や遠くはハイランドからも
多くのシンシン(singsing:儀式のための歌と踊り)グループが
熱演を繰り広げておりました。
もうシャッター切りまくり。

彼が手に持っているのは「Kundu」といって
パプアニューギニアを代表する太鼓。
単純な「ブンブンブン」という低い音しかでませんが
単純な音やリズムというのは繰り返されると
人間を高揚させる効果があるので
聴いているほうは自然とわくわくしてきます。

I went to Garamut and Mambu Festival on last Saturday.
Garamut means one of drum made from log.
Mambu means "bamboo".
Many singsing(sing and dance for them ritual) group came
and put a lot of spirit into their performance.
So I shoot many many pictures!

He has a drum named "Kundu" which is a typical of Papua New Guinea.
That sound is very simple, low bend down sound.
But this type sound makes us uplift.

2010年9月1日水曜日

海と子供

















ほら、もうこの青い空と相性ばっちりなんだな。
どうしてこっちの子供ってこんなに海が似合うんだろ。

















あぁ青春。

写真好き


















その子はカメラにものすごい興味を持つので
一緒に遊んだときにD90を持たせてみました。
撮って撮ってとりまくってましたわ。
子供目線の面白い写真が沢山。

が、しかし。
そこはパプアニューギニアの子供。
物の扱いが雑過ぎていつ壊されるか冷や冷やもの。


そしてその子が撮った写真がこちら。
パプアニューギニアの大統領「マイケル・ソマレ氏」
の家を建築している労働者たち。
その一日の仕事の終わりの表情です。
いいところ撮ってます。

2ヶ月

パプアニューギニアに来て2ヶ月が過ぎました。
正直言うと「長かった!」。
隊員総会あったり現地語学訓練あったり任地Wewakに引っ越したり
で色々あったもので。
配属先の病院の業務に慣れる作業もあって
全然ブログを更新するエネルギーがなかったのよねぇ。
明日からは実習生が来るのでまた力を使い果たしそうだなぁ。

写真は同任地Y隊員宅へ
遊びに来た→数日泊まる→帰るの延期→結局2週間滞在→おととい帰った
子供です。
はじめはシャイでかわいいんだけども
慣れてくるとわがまま言い放題の手を焼かせる子でした。
かわいいんだけどねぇ〜
Y隊員の生活ぶりを聞くと壮絶なものでしたが。。。